「ジムに行き始めたのに痩せてない・・・。」
「ジムに行ってるのに逆に太ってる・・・。」
ジムに行った事がある人は、このような経験をした人もいるのではないでしょうか?
なぜかジムに行く前の方が痩せていた、規則正しい生活ができていたという人もいます。
ではなぜジムに行って痩せるどころか、逆に太ってしまったのか。
その理由には【おデブ思考】と【やせ思考】の違いがありました。
【おデブ思考】だから痩せない!
ジムに行っても痩せない人は、ジムに対する考え方を間違えています。
ジムに行ってるから、普段は運動しなくていいよね
今まで運動してなかったんだから、ちょっと運動しただけで痩せるよね
ジムで運動してるから、無理に食事制限しなくていいよね
ジムで運動したらお腹がすいたから、夜遅いけど食べてもいいよね
こんな風に考えてしまっていませんか?
それは【おデブ思考】です。
『今まで日常生活に気を付けて運動を取り入れていたけど、ジムに行き始めたから普段は運動しない事にした』
これじゃあジムに行かないで運動しても、ジムに行って運動してもあまり変わらないですよね。
ジムに毎日行けるなら運動量は増えるかもしれませんが、数日に1回の頻度でジムに通うんだったら、毎日日常的に運動を取り入れてる方が健康にも良いです。
『今まで全然運動していなかったから、きっとちょっと運動すればすぐ痩せれると思ってジムに通いだしたけど、あまり体重が減らない』
今まで運動していなかった人は、運動に慣れていないので、最初から長時間運動する事ができません。
すぐに疲れてしまって、運動が嫌になる事もあります。
数日に1度程度の軽い運動では、体重が何キロも減るという事はないでしょう。
『ジムで運動してカロリーを消費しているから、なんでも好きな物を食べても大丈夫』
ジムで運動していると、お腹がすくので食欲は増します。
その状態で好きな物を食べていると、つい食べ過ぎてしまいます。
『夜ごはんを食べてからジムに行ったけど、帰りにお腹がすいたからコンビニで何か買って食べよう』
という事をしていると太りますね。
夜のあとは寝るだけという時間帯に食べ物を食べると、食べた物がエネルギーとして消費される事はないので、体内に蓄えられ太っていってしまいます。
このような考え方全部が【おデブ思考】という事です。
ジムに行ったとしても【おデブ思考】では痩せる事はできません。
ダイエットを成功させて痩せるためには【やせ思考】に変換させる必要があるのです。
【おデブ思考】から【やせ思考】に変えて痩せる方法
では【おデブ思考】の状態から【やせ思考】に変換させるにはどうしたら良いのでしょうか?
1.なぜ痩せたいのか考える
どうして痩せたいと思ったのか、本当に痩せたいと思っているのかもう1度考え直してみてください。
中途半端にだらだらダイエットするよりも、『1か月で2キロ痩せる』などの明確な目標をもって、ダイエット日記を書いたりする事もおすすめです。
「ちょっとくらい食べても大丈夫だよね」と思って食べていた物を紙に書きだし、「書いたものは食べない」と決めてしまうもの良いです。
そうすることで意識もだんだん変わっていって、「ちょっとくらい・・・」と思っていた食べ物も我慢できるようになります。
2.痩せた自分を想像する
痩せたらどんな事がしたいか、痩せたらどんな服が着たいか、痩せた未来にはどんな自分が待っているのか、そんな事を考えるだけでワクワクしますよね。
「どうせ自分は痩せれないから、お菓子を食べてやる!」ではなくて、「痩せたらこれしよう、あれをしよう」などとプラスに考えるようにしましょう。
痩せた自分を想像して楽しくなるだけなら、誰もにも迷惑はかけません。
マイナスな事を考えて自棄になるなんて、1番ムダな事です。
痩せた自分を想像したら、次はそれに向かってダイエットをするだけです。
お菓子を食べたくなったときは、太った自分と痩せた自分を頭の中で見比べて、どちらが良いのか考えましょう。
もちろん痩せた自分ですよね?
運動する時も引き締まった体を想像しながら運動すると、いつもより楽しく運動できます。
3.楽しくないダイエットはやめる
ジムに行って食欲が増してしまう原因の1つに【ストレス】もあります。
運動が嫌いな人にとって運動はとてもストレスになります。
そんな時にダイエットしているから、せっかくジムに来たからと無理やり運動をすると、強いストレスがかかり、余計食欲が増してしまいます。
そんな時は、運動をやめて太る原因をやめましょう。
毎日食べているお菓子をやめたり、糖質が多く含まれている食品を少なくしたりしましょう。
運動して消費されるカロリーはランニング30分で200kcalと言われていますから、ランニングを30分したと思って、お菓子を食べるのをやめてみましょう。
ダイエットの効果を期待するなら、食事制限が多くの割合を占めているので、運動がストレスになるなら、太る原因をやめましょう。
ストレスを取り払って痩せ思考になる精神状態を作る事も大切です。
運動するほど食欲が増してしまうスパイラル
人間は食べ物を食べれば食べるほど、食べたいという欲求が強くなります。
普段食べ過ぎて太ってしまった状態から、ダイエットを始めようとういのは、すでに高まっている食欲を抑えてダイエットをしなければいけないという地獄の状態です。
この時にジムで運動をしたという安心感や達成感は、抑えている食欲に対して余計につらい状態に追い込んでいるという状態です。
これが運動することが【ストレス】になってしまっているという事です。
しかも運動というのは、自分が思っている以上に消費カロリーが少ないものです。
『今の運動で効果がでないなら、違う運動に変えてみよう』とランニングよりも水泳の方が消費カロリーが多いと聞いて、水泳を始める事にしたという人もいると思います。
しかし消費カロリーが多いと言っても、ランニングと水泳では菓子パン1つ分のカロリーが消費されるほど多いわけではありませんよね?
しかし運動強度がランニングより水泳の方が高いのは事実なので、運動強度が上がった事により、食欲も上がります。
運動によってカロリーを消費すると、体のメカニズム上、カロリー摂取に対する欲求は上がるので、運動強度が増すほど、食欲も増していくという事です。
この食欲が増した状態になると、食欲を我慢できずに【おデブ思考】になってしまうという事が起こります。
この食欲が増してしまうスパイラルから、脱出するためには『3.楽しくない運動はやめる』で説明したとおり、辛い運動はやめて、まず太る原因の食事からダイエットを始めてみましょう。
いきなり激しい運動を始めるのではなく、野菜中心の食事など、甘いものや間食をやめるという食事内容に慣れてきてから運動をしたほうがストレスがかかる割合は減ります。
まとめ
■ ジムに行っても痩せない人は、運動しているという達成感で他のダイエットをさぼってしまいがち。
■ 運動している安心感から食欲が増して、ついつい食べてすぎてしまう。
■ ダイエットを成功させるには、いつでも【やせ思考】をする事。
いかがでしたか?
『ジムに行ってるから大丈夫』
毎日こう思いながら怠けていると、けっきょく全然痩せないというストレスもかかってきます。
ダイエットを成功させるには、気持ちや思考の精神面が1番大切だという事に気づきましたね。
何をしても痩せられないという人は無意識に【おデブ思考】になっていませんか?
おデブ思考を【やせ思考】に変換して、痩せられるようにダイエットを成功させましょう。