最近【甘酒】を飲む女性が増えてきていて、どこの甘酒会社も甘酒の出荷本数が何倍、何十倍にもなっているそうです。
なぜみんな甘酒を飲むようになってきたのか?
それは甘酒に驚くべき効果があったからなんですね。
「飲む点滴」や「飲む美容液」というのは、今や周知の事実ですね。
そこで、甘酒にはどんな効果あるのか、甘酒を飲むタイミングいつなのかを調べました。
甘酒効果で美肌になるってホント?【毛穴効果】
甘酒には、毛穴のたるみを解消する美肌効果があるのをご存じですか?
酒粕と米麹を含む甘酒の継続飲用試験から、毛穴のたるみ変化を抑える効果が認められました。
引用元:甘酒Lbo.
また、細胞を用いた試験でコラーゲンゲルの収縮、コラーゲン繊維を切断する酵素(MMP-2,MMP-9)の産生低下が確認されました。つまり肌のひきしめ効果や毛穴のたるみ改善効果につながるメカニズムが確認され、ヒト飲用試験の結果を裏付けることができました。
このことから、甘酒の摂取によって、コラーゲンを巡る真皮の構造への働きかけによって肌のハリを維持し、たるみを防ぐ可能性が示唆されました。
こんな研究結果が出ているんですね。
肌のハリが失われると、皮膚のゆるみや重力に負けて毛穴が伸び、涙型にたるんでしまいます。
毛穴がたるむと、毛穴自体が目立ってしまって、化粧しても肌がデコボコに見えてしまいます。
年齢が進んでくると、毛穴の問題は誰しもが1度は悩む肌トラブルの1つですよね。
毛穴の開きや肌のたるみで悩んでいる女性は多いのではないでしょうか?
肌のたるみは本当に嫌ですよね。
しかし、加齢や紫外線によるダメージは避ける事はできないので、遅かれ早かれ【毛穴のたるみ】という恐怖の現象は起きてしまいます。
その悩みを解消できるかもしれない飲み物が【甘酒】なんですね。
美味しい甘酒を飲んで、毛穴のたるみが解消されるなら、是非毎日飲みたいですよね。
毛穴がたるんでしまう原因とは?
皮膚の組織は何層にもわかれていて、その中でも真皮と呼ばれる層は、約70%がコラーゲンによって構成されています。
ハリと弾力のある肌はこのコラーゲンによって作られます。
肌にコラーゲンが良いと言われるのは、肌の真皮層のほとんどがコラーゲンでできているからなんですね。
紫外線が肌に悪いことは皆さん知っていると思いますが、なぜ悪いのか知っていますか?
紫外線は、肌の表面だけではなく、真皮層にまで届きます。
この紫外線が肌に当たった時に、分解酵素をつくりだしてしまい、その分解酵素が真皮層のコラーゲンを分解してしまいます。
紫外線にあたるたびに、肌のコラーゲンは分解され減少してしまうということです。
コラーゲンが減少した肌はハリや弾力を失い、たるみの原因となってしまいます。
甘酒で目の下のクマを解消
甘酒を継続的に飲むことで、皮膚の表面温度が上昇し、目の下のクマが改善したという結果も甘酒Lbo.の研究で報告されています。
その報告では、血行が促進されることによって、老廃物の排泄が促され、目の下のクマが改善されたのではないかと言われています。
ニキビや黒ずみなどの肌トラブルの原因でもある、皮脂を抑制する効果も確認されているので、ニキビを減らしたり、肌のくすみの改善したりと、甘酒を飲むと美肌効果が期待できるのは確かなようですね。
この研究結果を見ていると、顔に関するすべてのトラブルに効果があると思えて来ますが、なぜそんなに美肌効果があるのでしょうか?
酒粕が肌の弾力を取り戻す『カギ』となる
毛穴のたるみの原因となる、コラーゲンを分解してしまう酵素。
その分解酵素を抑制してくれる成分が【甘酒】にはあるという事が甘酒Lbo.の研究からわかっています。
1日2回甘酒を飲んで、肌にどう影響がでるのかと調べる研究です。
その結果、酒粕と米麹で作った甘酒を毎日継続して飲むことで、ハリと弾力のある美肌に導いてくれるという結果が出ています。
上記で引用したとおり、コラーゲンを減少させる酵素の生産を抑えて、さらに甘酒の『飲む点滴』と言われる由縁の栄養素で美肌になる手助けをしてくれるのです。
その栄養素とは何か?
日本酒を作る過程でできる酒粕には、たくさんの栄養が入っています。
- タンパク質
- 食物繊維
- ビタミン
- ミネラル
- ペプチド
- アミノ酸
- 麹菌と酵母菌由来のβ-グルカン
- 葉酸
これらの栄養が酒粕には含まれています。
麹菌と酵母菌2つの発酵で酒粕になると、さらに栄養価高くなり、その酒粕で作った甘酒にもこれらの栄養がたっぷり入っているんですね。
これだけの栄養が甘酒に入っているなら、体に良い影響を与えてくれるのは納得です。
甘酒を飲むタイミングはいつ?
甘酒の効果を発揮させるために飲むタイミングは、朝・晩に1日2回がよいとされています。
甘酒の研究をしている甘酒Lbo.の研究方法として、朝・晩の1日2杯で効果を検証していることから、効果的に飲むタイミングがわかります。
しかし飲み続けることが大切なので、1日2杯も飲めないという人は、朝か夜のどちらかに1日1杯でも甘酒の効果は感じられます。
飲むタイミングで甘酒の効果も変わってくるので、自分はどのタイミングで飲むのが良いのか朝と夜の効果をご紹介します。
『飲む点滴』と言われているくらい栄養価の高い甘酒は、すぐに脳や体のエネルギーが欲しい朝に飲むことで効果を発揮します。
甘酒は炭水化物とタンパク質を分解したアミノ酸が含まれているので、 忙しい朝に朝食を食べない人という人も、甘酒を飲むだけで朝食代わりに栄養補給ができます。
朝ならカロリーも気にせずに飲めるので、ダイエットをしている人の朝食代わりにも良いです。
忙しい朝の栄養補給もできて、さらに美肌効果もあるなんて一石二鳥ですね。
夜に甘酒を飲むと、便秘改善や肌のたるみなど、美肌効果とリラックス効果、疲労回復効果、 睡眠を改善させる効果も期待できます。
腸内環境は寝ている間に整うので、夜に甘酒を飲むことで腸内の細胞が良い働きをしてくれます。
腸内環境が整うと肌の調子も整うので、夜に飲むことでより美肌効果が表れます。
お風呂上りや、寝る前のリラックス時間にホット甘酒などを飲むと良いですね。
甘酒で美肌と関係する『腸』を強くしよう!
おなかの中には何千種類、数百兆個以上の細菌がいます。
腸内細菌はそれぞれ小さな集合体をつくっていて、その集合体を「腸内フローラ」といいます。
腸内フローラには「善玉菌」と「悪玉菌」、どちらか強い勢力に味方する「日和見菌」と大きく3つの菌があります。
善玉菌には、酵母菌、ビフィズス菌、麹菌、乳酸菌があります。
善玉菌は整腸作用や消化吸収を助けたり、免疫機能を調節したり、悪玉菌の増殖を抑制したり、体外から浸入してきた病原菌を退治して、感染を防ぐ働きをしています。
簡単に言うと、お腹の調子を整えるには、善玉菌を増やした方がよいということです。
この善玉菌を増やしてくれる効果が【甘酒】にはあると期待されています。
酒粕と米麹が入った甘酒は、腸内での善玉菌の増殖をうながし、腸内環境を改善する可能性があると研究されているんですね。
また、腸管の粘膜を覆っている粘液の主成分の「ムチン」が減ると腸管がむき出しになり、体に悪さをする病原菌などの侵入を防ぎきれずに、その影響を受けやすくなってしまいます。
排便をする時にも、このムチンによってするっと排出できるのです。
甘酒の摂取によって、この「ムチン」の量の増加するということがわかっています。
このような事から、【甘酒】が腸を強くする効果が期待できるという事です。
『腸が綺麗な人は肌美人』と言われているほど、腸と肌には深い関わりがあります。
腸内環境が悪くなると、肌にニキビがたくさん出たりしますよね。
甘酒を飲む事で、毛穴のたるみや腸内環境が改善されるという事は、美肌効果があるということです。
甘酒の味が苦手・・・でも甘酒の効果を感じたい!
甘酒は独特の味がしますよね。
正直美味しい甘酒とそうではない甘酒もあるくらい、甘酒の味にも幅があります。
好みの問題なので、美味しいと感じる甘酒を探したり、自分で好きな味の甘酒を作ったりするのも良いですね。
しかし『いくら色々な甘酒を飲んでみてもやっぱり味が苦手』という方もいると思います。
『味は嫌いだけど、甘酒の効果は感じたい』という方はこちらも試してみてくださいね。
自分で育てるので愛着も沸いて、おうち時間が長い時など楽しみの1つになりますね。
いつもとは違う甘酒を飲んでみたい!
長く飲み続けていると、スーパーなどで売っている甘酒に飽きてしまうこともありますよね。
そんな時は、お取り寄せでいつもと違う味わいの甘酒を飲んでみるのも長く続けるコツです。
気分を変えて、ベストお取り寄せ大賞で金賞を受賞している甘酒もいいですね。
「遠藤酒造場」は、数々の賞を受賞している日本酒などを造っている酒造です。
こちらの甘酒はベストお取り寄せ大賞で金賞を受賞したこともある甘酒で、ショッピングサイトで1位もとっています。
遠藤酒造場のホームページには、この甘酒を使ったレシピも掲載されていて、色々な飲み方を試すことができます。
いつもの甘酒に飽きてきたら、お取り寄せの甘酒でいつもと違った飲み方で楽しむのもいいですね。
甘酒の効果まとめ
甘酒の効果をご紹介しましたが、いかがでしたか?
思っていたよりも甘酒の効果はたくさんあるんだなと感じたのではないでしょうか?
甘酒は栄養があるだけではなく、美肌効果があるという事に驚きましたね。
甘酒を飲むタイミングについて、朝・晩の1日2回飲むのが良いとされているという事ですが、効果によって朝だけ飲む、夜だけ飲むという飲み方にしても良いと思います。
甘酒の効果を実感するには、毎日飲み続ける事が1番大事です。
無理して1日2杯飲んで、続けられなくなったという事になっては、せっかくの甘酒効果も得られれなくなってしまうので、なるべく続けられるように自分に合ったタイミングで飲むようにしてくださいね。