コラーゲンは肌に良いという事は、なんとなくでも耳にした事があるのではないでしょうか?
しかしコラーゲンはなんの食材に含まれているのかなど、あまり普段から気にして食事する事はありませんよね?
■ 肌に光を当てて、鏡で肌の色ツヤを確認してください
■ 手で触って、肌触り質感を確認してください
■ 化粧のノリを確認してください
この項目に1つでも「あまり良くない」と感じる人はコラーゲン不足になっているのかもしれません。
良質なコラーゲンを摂るにまず食事から
毎日コラーゲンを自然に摂取できる方法と言えば【食事】になります。
コラーゲンが豊富に含まれる食材には、下記のようなものがあります。
牛(100g) | 鳥(100g) | 豚(100g) | 魚(100g) |
すじ肉(4,980㎎) | 軟骨(4,000㎎) | 豚足 | うろこ |
すね肉 | 手羽先(1,550㎎) | 豚耳 | 鮭皮あり(2,410㎎) |
テール | 鳥皮 | 豚皮 | うなぎ(5,530㎎) |
コラーゲンを豊富に含む食材は、好きな料理なら無理なく食べれますが、人によっては嫌いな食材もあります。
1日に必要なコラーゲン量は5,000mg~10,000mgなので、コラーゲンを摂取するために、これらの食材をたくさん食べるのは難しいですよね。
色々な食材を組み合わせて1日に必要な量を摂る事は可能ですが、忙しい日や嫌いな食べ物だとそうはいかないですね。
しかも 食品安全委員会によると、コラーゲンを摂る事の有効性は確立されていないという事なのです。
コラーゲンを食品などで摂っても、その他のタンパク質と同様に消化酵素によってアミノ酸やコラーゲン・ペプチドに分解されてしまうため、摂取したコラーゲンが体内でそのまま吸収され増えることはありません。
しかしコラーゲンを摂る事はまったくの無意味なわけではありません。
それは、分解されたアミノ酸が効果を発揮すると考えられているからです。
コラーゲンを構成するアミノ酸は非必須アミノ酸が大部分なので、他の食品成分にはほとんどみられない『ヒドロキシプロリン』や『ヒドロキシリジン』のようなアミノ酸を多く含みます。
これらのアミノ酸は、ビタミンCと一緒になってコラーゲン線維の構造の安定化に役立ちます。
このアミノ酸がコラーゲンやヒアルロン酸などの美肌の材料を産生する『線維芽細胞』を増やすことで、結果的に美肌形成を助けると考えられています。
摂取したコラーゲンが分解されたアミノ酸によって、肌のたるみやシワの改善につながると考えられるため、コラーゲン摂取が無意味という事はないのです。
しかしこの事を考えると、食品からコラーゲンを摂取するのは少し非効率に思えてしまいますね。
そんな人は、手軽にコラーゲンを摂取できるサプリなどがあるので、食事は好きな物を食べ、コラーゲンはサプリなどで摂取するという方法が良いですね。
コラーゲンの効果を実感するためには
私たちの体は、水分、たんぱく質、脂質、無機質(ミネラル)で構成されています。
- 水分 65%
- たんぱく質 16%
- 脂質 5%
- 無機質 約5%
このように私たちの体で2番目に多いのがたんぱく質です。
たんぱく質の約3分の1を占めているのがコラーゲンなので、体全体の5%をコラーゲンが占めている事になります。
コラーゲンは細胞と細胞をつなぐ接着剤のような役割をしています。
コラーゲンの効果を高めるために一緒に摂取してほしいのが『ビタミンC』です。
ビタミンCがないと、コラーゲン線維の綺麗な配列を保つことはできません。
ビタミンCの力がコラーゲン線維の構成を助けてくれるので、コラーゲンの効果を実感するためには、ビタミンCの摂取が必須です。
お肌とコラーゲン
肌は1番外側の表皮、その下に真皮、そして皮下組織の3層から成り立っています。
真皮のコラーゲンはたんぱく質からできていて、ヒアルロン酸などの結合組織と複雑に絡み合いながら肌の弾力や水分を保っています。
この肌のハリに重要な真皮の約70%はコラーゲンできているのです。
ビタミンC・・・ほうれん草、レモン、柿など
ビタミンA・・・人参、かぼちゃなど
骨と歯とコラーゲン
歯や骨はその大半がコラーゲンとカルシウムでできています。
コラーゲンが不足すると、歯や骨はもろくなり、虫歯や骨粗しょう症などにかかりやすくなります。
カルシウム・・・ごま、煮干し、モロヘイヤなど
ビタミンD・・・干ししいたけ、さけ、かつおなど
関節とコラーゲン
肘や膝、股関節など、間接に存在するコラーゲンは、軟骨と軟骨の隙間でスポンジのとなって、衝撃から守るクッション材となっています。
コラーゲンが不足すると、関節は潤いとばねを失い、骨と骨が軋んで関節痛などの原因になります。
ビタミンC・・・イチゴ、キウイ、アセロラなど
ヘム鉄・・牛レバー、煮干しなど
髪とコラーゲン
髪は、真皮内に存在する毛根から生えてきます。
真皮の約70%を占めているのがコラーゲンなので、真皮が健康でないと、美しくしなやかな髪は育ちません。
血管とコラーゲン
全身を駆け巡る血管は、血圧を安定させるために柔軟性が必要です。
コラーゲンが不足すると、血管は弾力を失って硬化し、動脈硬化などの原因になります。
腱とコラーゲン
アキレス腱など、骨と筋肉が付着している部分が腱です。
柔軟で弾力があるしなやかな腱は、コラーゲンによって作られています。
コラーゲンを劣化させないようにするには
コラーゲンは体にとても大事な成分ですが、そのコラーゲンは日々の生活の中でどんどん劣化していきます。
劣化の原因『加齢』
肌の真皮に存在して、70%を占めるコラーゲンは、ヒアルロン酸などの結合組織と複雑に絡み合いながら、肌の弾力や水分を保っていますが、加齢による新陳代謝の低下とともに、新しく作られるコラーゲンの量が減少して、次第に弾力を失い、みずみずしさも衰えてしまいます。
劣化の原因『食生活の乱れ』
コラーゲンはアミノ酸が繋がって繊維状に構成されたたんぱく質です。
体内で効率よくコラーゲンが合成されるためには、コラーゲンの原材料になり良質のたんぱく質と、コラーゲンを合成するためのビタミンCが必須ですが、これらの栄養素を含め栄養バランスが乱れた食生活を続けていると、コラーゲンの生成量が低下して、だんだん肌の弾力と潤いは失われていきます。
この状態が長く続けば、肌のシワやたるみが進行してしまいます。
劣化の原因『紫外線』
紫外線の波長の長いUV-Aは、真皮の奥まで侵入してきて、肌のハリを保っているコラーゲン線維を破壊してしまいます。
コラーゲンの破壊が進んで、コラーゲンの生成量が少なくなると、肌は弾力を失い水分も保てなくなっていきます。
南国の真っ黒に日焼けしていて、しわの深い肌の方が多いのはUV-Aによって真皮のコラーゲン線維が破壊されているのが大きな要因だと言われています。
劣化の原因『生活習慣』
ストレスや睡眠不足、疲労によって、体内でコラーゲンの生成に必要なビタミンCをはじめとする必須栄養素は激しく消耗れます。
飲酒や喫煙も、ビタミンCをはじめとする必須栄養素を激しく消耗します。
生活習慣の乱れは、徐々にコラーゲンの劣化を進行させていきます。
美肌を作るために効率よく良質なコラーゲンを摂取する
美肌は化粧品で作るのではなく、いい食事と健康で正常な体だからこそ生まれます。
良質なコラーゲンを継続的に摂取していくことで、体の栄養は整い、肌も整っていきます。
コラーゲンはサプリなのどで毎日摂取するのが良いという事がわかりましたが、良質だと判断できるコラーゲンサプリはどんなものなのでしょうか?
そこで、タマチャンショップの『こなゆきコラーゲン』をおすすめします。
人間の体になじみやすい栄養素は、良質な豚コラーゲン。独自の技術で低分子化し、吸収率を高めました。良質な天然アミノ酸を含有し、通常のコラーゲンに比べ、数倍と言われる吸収力と保水力に+αの効果をもたらすもので、食べる美容に最適な成分です。
豚皮からコラーゲンを絞る際に、初めて絞ったものだけ、一番搾り原料のものだけを使用しています。不純物が少なく、とても高品質です。肌にいい栄養を追求し、一番搾り原料のみを使用しています。
糖質や脂質すべてをカットした、豚本来の純度100%のコラーゲン。純粋なコラーゲンを精製しています。ダイエット中の方も気にせず使う事ができます。
1日約5g(5,000㎎)程度を目安に飲みます。付属のスプーン1杯が約1g(1,000㎎)です。短期間できれいを目指したい場合は多めに約10g(10,000㎎)を飲んでください。
食べ物・・・スープ、みそ汁、カレー、シチュー、ヨーグルトなどに混ぜて食べる。
飲み物・・・コーヒー、紅茶、ジュース、豆乳、スムージーなどに入れて飲む。
まとめ
コラーゲンは体にとって必要なものですね。
60歳では、20歳の時の約半分にまで減ってしまうと言われているので、 今から継続してコラーゲンを補っていくと、シワやたるみを防ぐのに役立ちます。
コラーゲンの効果を感じるには、ビタミンCも必須な栄養素なので、食品やサプリで簡単に補いたいですね。