おやつって美味しいですよね。
小さい時から習慣的に食べているものだったりするので、やめる事もなかなかできません。
「おやつの食べ過ぎで太ってしまった」という人や、大人になっても「ご飯を食べずにおやつで済ませてしまう」という人もたくさんいるのではないでしょうか?
そんなおやつをやめられないという人や、おやつを食べすぎてしまうという人は、おやつを食べても太らない時間帯というのを知ってもらって、なるべく体に影響のないように美味しくおやつを食べてほしいと思います。
おやつを食べても太らない時間帯はいつ?
おやつを食べるならなるべく太らない時間帯に食べたいですよね。
だいたいの人は昼食を食べた後、3時間くらいするとお腹が空いてきます。
このタイミングでおやつを食べると、昼食でとったエネルギーを使いきってしまった体に、新しくおやつでエネルギー補給することができ、カロリーは余すことなく使われます。
12時にお昼ご飯を食べたら、15時にはお腹が空いてくることになります。
なので、昔から言われている『3時のおやつ』というのは、体にとってとても良いタイミングということになります。
『3時のおやつ』というよりは『3時間後のおやつ』のほうが正しいですね。
空腹を我慢し続けると、脳が食事を食べられないと判断して、体を飢餓に備えるモードにしてしまいます。
通常人の体は、食後3~4時間すると飢餓モードに突入していきます。
なので、『3時間後のおやつ』をとらずに、時間が過ぎてしまうと次に食べた物は飢餓モードが発動しているので、栄養やカロリー消費よりもため込む方にまわされてしまいます。
なのでおやつを食べても太らない時間帯は、食後3時間後ということになります。
しかしお昼ご飯を食べる時間が遅くなると、お腹が空く時間も遅くなるので、食後3時間後におやつを食べるにしても、今度は夕食の時間が関係してくるので、注意が必要です。
おやつを食べたら太る時間帯はいつ?
おやつを食べたら太る時間帯は、飢餓モードのことから食後3時間以降という事になります。
12時に昼食を食べたら、16時から飢餓モード入るということなので、この時間帯におやつを食べると太ってしまう可能性があります。
しかもお腹が空きすぎている時に、糖分(おやつ)をとると血糖値が急上昇してインスリンの過剰に分泌され、すぐに急降下するという現象が起こります。
人は急激に血糖値が下がると、イライラ感を感じるようになり、急激に下がった血糖値を上げようと、また糖分(おやつ)がほしくなって、血糖値はジェットコースターのように上がったり下がったりを繰り返してしまいます。
血糖値の上がり下がりを繰り返すと、体のダルさや、さらに空腹を感じて食べ過ぎてしますということが起こります。
そうなれば肥満につながり、糖尿病や動脈硬化、脳卒中、急性心筋梗塞などの病気を引き起こしてしまいます。
【太るおやつ】と【太らないおやつ】GI数値一覧
食品によって食べた後の血糖値が急激に上がる速度には、はっきりとした違いがあります。
その速度には『GI(グリセミック指数)』と呼ばれる数値で表すことがきでます。
GIの数値が多いほど血糖値を急激に上げるので、その数値から太るおやつなのか太らないおやつなのかを調べることができます。
■ GI100~90
- 菓子パン
- チョコレート
- あめ
- ベークドポテト
■ GI89~80
- せんべい
- ポップコーン
- ケーキ
- 大福
- ドーナツ
■ GI79~70
- プリッツ
- フランスパン
- お団子
- とうもろこし
- クッキー
■ GI69~60
- パイナップル
- バナナ
- ポテトチップス
■ GI59~50
- ジャム類
- パスタ
- シュークリーム
- プリン
■ GI49~40
- 生フルールジュース
- ライ麦パン
- ゼリー
■ GI39~30
- 全粒粉パン・パスタ
- 乳製品
- 果物
- カシューナッツ
- クリームチーズ
- アーモンド
■ GI29~20
- マカダミアナッツ
- プレーンヨーグルト
- レモン
- キノコ
- 海藻
■ GI20~
- ピスタチオ
- くるみ
太らない時間帯に食べると言っても、なるべく血糖値の上昇は少なくしたいので、GI数値が少ないおやつを選んで食べるようにしたいですね。
ダイエット中でも甘いおやつを食べたい時は
甘いおやつを食べたい時は、 カロリーを消費してくれるので、 太らない時間帯の食後3時間後が良いとお話しましたが、それでもダイエットをしてるからなるべくなら減らしたいという人は、脂質の少ない和菓子や果物をたべると良いです。
寒天ゼリーなどならとても良いですね。
飢餓モードを防ぐためにも、食後3時間後は何か口にした方が良いので、 ダイエット中はGI数値が低くて、栄養のあるナッツ類がおすすめです。
ショートケーキやアイスクリームなど、白い砂糖が入っているお菓子を食べると、ドーパミンという脳の快楽物質を増やしてしまうので、さらに快楽を増やそうとしてどんどん甘いものが欲しくなってしまいます。
なので、ケーキなどを食べるよりは和菓子のお団子やゼリーにすると良いです。
おやつを食べたらもっと食べたくなってしまった場合は、温かい飲みものを飲むと満腹感が得られます。
コーヒーよりも、ハーブティー、緑茶、紅茶がおススメです。
おやつを食べても太らない時間帯まとめ
甘いおやつは糖分なので、栄養補給という意味からも、甘くないおやつを食べるのが理想的ですが、甘いものが食べたいという時は、食べても太らない時間帯とされている、15時頃や、朝やお昼の食後3時間後などに食べると、栄養やカロリーを夜まで使い切ってくれます。